●訪日外国人の手ぶら観光支援
ジェイティービー(以下、JTB)とパナソニック、ヤマトホールディングスは、2020年に4,000万人に到達すると予測される訪日外国人旅行者に向けて、国内における手ぶら観光を支援するサービス「LUGGAGE-FREE TRAVEL」(ラゲージ・フリー・トラベル)のサービス提供にむけ、8月8日より海外での販売を、本日9月21日より取次店募集を開始したと発表した。
日本に到着した外国人客の多くは、自身で大型手荷物を宿泊施設まで運ぶ時間を要しているのが現状。また、観光施設や公共交通機関にとって外国人客の大型手荷物を携えた国内移動や滞在先での保管が課題となっている。これに対してラゲージ・フリー・トラベルは、訪日外国人旅行者の日本到着・周遊移動・帰国の際、日本語で送り状を手書きすることなく、大型手荷物を宿泊施設や空港まで配送することで、国内における手ぶら観光を支援する全国対応型サービスである。3社は、2018年1月からのサービス提供に向けて万全の準備を整えるとともに、配送エリアの拡大とサービスレベルの向上を目指し、連携して取り組みを続けていく。
<参照URL>
http://www.yamato-hd.co.jp/news/h29/h29_63_01news.html
●個人情報の匿名加工を支援
NECは、クレジットカード番号の秘匿化やビッグデータ活用のための個人情報の匿名加工が可能なMicro Focusのセキュリティ製品「Voltage SecureData」を本日より販売開始した。同製品は、「Secure Stateless Tokenization(以下、「SST」)」と「Format Preserving Encryption(以下、「FPE」)」という二つの機能を備える。
「SST」は、クレジットカード番号を数学的な関係性を持たないトークン(値)へ変換する。これにより、クレジットカード会社やクレジットカードを取り扱う加盟店(以下、加盟店)において、万が一サイバー攻撃によりトークン化した番号が漏えいしても、元のクレジットカード番号への復元が不可能なため、セキュリティ面が強化されるだけでなく、クレジットカード情報を取り扱う事業者のセキュリティに関する国際規格であるPCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)の監査対応工数の削減が可能となる。また、「FPE」では、文字数や文字形式といった元データの形式を保持したままシステム内に保有する住所、氏名などの個人情報を匿名化(暗号化)する。これにより、顧客情報をビッグデータ活用したい企業において、既存システムへの影響を最小限に抑えつつ個人情報の匿名加工を効率化できる。なお今回、日本国内での販売開始にあたり、同社で保有する日本語処理のナレッジをMicro Focusに技術協力・提供することで、匿名化対象の文字列として英数字だけでなく漢字・カタカナ・ひらがなにも拡大し、日本語の氏名、住所の匿名化に対応している。
<参照URL>
http://jpn.nec.com/press/201709/20170921_01.html
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[2017-09-21]