●3DSエラー時も取引判断可
NTTデータは10月10日、2025年10月より、クレジットカードの本人認証(EMV 3-Dセキュア)において、一時的な認証エラーにより認証結果が得られない場合でも、取引継続を判断可能とする「リスク判定機能」の無償提供を本格開始すると発表した。国際ブランドのシステム障害や通信不具合があった場合でも、NTTデータの仕組みでリスク判定を行い、その結果を加盟店へ通知する。「低リスク」と判定された取引は、加盟店が決済を継続できるため、売上機会損失を最小化できるという。また、不正検知サービス「CAFIS Brain」による端末情報・操作状況の分析に加え、カード会社向けサービスで蓄積された不正利用履歴も活用することで、通常の認証に近い精度で不正取引を見極めることを可能とする。加えて、本人認証サービス「CAFIS 3DS Connector」を利用している加盟店・決済代行事業者であれば、追加のシステム対応や費用は不要で、そのまま新機能を利用できるという。
すべての非対面取引加盟店には2025年4月までにEMV 3-Dセキュアの導入が義務付けられ、本人認証の徹底が進む一方で、加盟店は売上機会を失うことが課題となっている。同社は新機能を提供することで、加盟店や決済代行事業者の売上機会損失の防止と不正リスク対策を両立を支援していく。

(出典:NTTデータの報道発表資料より)
<参照URL>
https://www.nttdata.com/global/ja/news/topics/2025/101000/
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