●NTTデータら決済代行設立
九州カードとNTTデータは、共同で福岡県福岡市博多区を拠点とする決済代行会社「Jペイメントサービス」を設立した(出資比率は、九州カードが75%、NTTデータが25%)。Jペイメントサービスは、Visa、Mastercard、JCB等国際ブランドのクレジットカード決済に対応した各アクワイアラと包括代理加盟店契約を締結し、加盟店に対して日本国内で利用可能な全てのクレジットカードブランドによる決済手段を一括して提供する。
加盟店はJペイメントサービスと契約することで、これまで店舗で取り扱うクレジットカードブランドに応じて必要だった複数のアクワイアラとの契約が一本化されるため、契約手続きや入金管理をより効率的に行うことが可能となる。今後は電子マネー決済への対応や、加盟店向けマーケティング支援サービスの提供など、加盟店の決済シーンに関連するさまざまなサービスの拡充を目指す。また、地域に根ざした決済代行会社として、九州・山口・沖縄地区の提携金融機関と協働してFinTech戦略の展開を図る。
<参照URL>
http://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2017/070600.html
●カード管理アプリで実証実験
TISインテックグループのTISは、スマートフォンで各種決済カードの利用管理ができるクラウドサービス『CARD×DRIVE(カード・ドライブ)』を搭載したアプリを、カード利用者に実際に使用してもらう実証実験を行ったことを発表した。実証実験では、2016年11月末から2017年2月末までの3ヶ月間、約300名のカード会社等の会員に『CARD×DRIVE』のスマホアプリを実際に利用してもらい、効果の有効性を調査。カード利用時の通知に対する認識や擬似的な不正利用の通知に対する反応を計測するとともに、その使用感や追加の機能の要望などのアンケートも実施した。
その結果、カード利用を都度プッシュ通知されることで、対象者の93%がカードをより安心して利用できると実感。対象者の70%が本サービスの継続利用を希望。カード利用の都度プッシュ通知が来ることに対して、煩わしいと感じた対象者は5%と少数。更に、このうち25%の対象者が本サービスの付帯されたカードのメインカード化を希望。カードの不正利用を想定した擬似不正通知に対し、参加者の75%が不正利用を検知。また約40%がカード会社へ連絡したという。
<参照URL>
https://www.tis.co.jp/news/2017/tis_news/20170706_1.html
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[2017-07-06]