KDDIは有料会員サービスの「auスマートパス」を10月2日から「Pontaパス」としてリニューアルし、新たに提供を開始した。同日にはサービス提供に関わるKDDI、ローソン、ロイヤルティマーケティング、三菱商事の4社の担当者が集い(写真1)、東京・渋谷で「Pontaパス」リニューアル説明会が開催された。
渋谷109前にPontaのポップアップストアが登場
「Pontaパス」の提供開始を記念して10月3日から10月13日までの期間、渋谷の街にポップアップストアの「Pontaパス Station」がオープンする(写真2、3)。地下1階から3階までの4フロアで「Pontaパス」が体験できる。1階のメインフロアではローソンの人気商品である「からあげクン」や限定グッズなどが来場者に抽選でプレゼントされる。
他に、猿田彦珈琲とのコラボレーションによる「Pontaパスラウンジ」のカフェや(2階)、アーティストやインフルエンサーによるライブイベントやトークショーが開催される「Pontaパスステージ」(3階)、さらには今回「Pontaパス」のアンバサダーを務める「KAWAII LAB.」(写真4)の特別展示や限定イベントなどが開催される「KAWAII LAB.フロア」などが展開される(地下1階)。
「au PAYのコード支払い」では最大2%のPontaポイントを還元
10月2日の午前10時から提供開始になった「Pontaパス」は、月額548円(税込み)でさまざまな特典が受けられるサブスク型のサービス。初回30日間は利用無料となる。料金設定は前身の「auスマートパス」(2024年9月末時点の利用者数約1,500万人)と変わらない一方で、ローソンでの割引や無料クーポン配信を中心とする特典内容がさらに充実した(画面1、2)。
特典の例を挙げると、「ウィークリーLAWSON」では毎月600円以上に相当する商品引き換えクーポンが月替わりで配布されるほか、今年の10月と11月はそれぞれ3枚以上のクーポンが増量で配布される(画面3)。また、「auシネマ割」で知られる映画の劇場鑑賞料金割引(通常600円引き)がローソン・ユナイテッドシネマの利用に限り、2025年1月9日上映分までの期間限定で800円引きとなる。
エンタメ関連では今年11月に開催されるK-POP授賞式の「2024 MAMA AWARDS」を日本独占生配信するほか、映像・音楽・書籍サービスの見放題も継続して提供する。
電子決済と連動した施策では、毎月エントリーの上でPontaの提携先にて「au PAYのコード支払い」を使って決済すると、Pontaポイントの還元率がアップする。Pontaポイントの還元率は通常0.5%だが、この「Pontaパス ブースト」(画面4)により、ローソンでは4倍の2%、ローソン以外では2倍の1%になる。いずれも還元上限は1回あたり150ポイント、月間500ポイントまで。こちらも今年の10月と11月に限り、ローソンでのPontaポイント還元率を10倍の5%まで増量するオマケ付きだ(Ponta提携社をあわせて月間2,000ポイントまでの付与)。