●手のひら静脈認証 AIで強化
富士通フロンテックは12月25日、手のひら静脈認証技術を活用した新ソフトウェア「Fujitsu 生体認証 PalmSecure 認証ライブラリMillions Edition」を開発し、12月28日より販売を開始すると発表した。新ソフトウェアは、AI技術を導入することで、従来の50倍となる最大1,000万手の本人認証を高速かつ安全に実現したという。同社は決済、アミューズメント、交通分野での活用を進める意向で、今後3年間で50億円の販売を目指す。
手のひら静脈認証は高い認証精度を誇り、体内情報を利用するため偽造が難しく、今回の開発により大規模システムでも安心して本人認証が可能となる。これにより、イベント会場や店舗での決済処理など、本人認証の需要が高まる状況において、手のひら静脈認証がより広範囲で利用されることが期待される。
（出典：富士通フロンテックの報道発表資料より）
＜参照URL＞
https://www.fujitsu.com/jp/group/frontech/about/resources/news/press-releases/2023/1225.html
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