【ニューストピックス~11月9日】NFCと位置情報で運賃決済/ほか

NFCと位置情報で運賃決済
 徳島バス、四国旅客鉄道(JR四国)、KDDIは11月9日、同月16日からスマートフォン1つで複数の公共交通機関をシームレスに利用可能とする実証実験を実施すると発表した。実証実験では、バス車内や駅に設置されたNFCタグにスマートフォンをかざす(もしくは二次元バーコードを読み取る)だけで、バスと鉄道の利用・決済が可能な「スマホタッチ支払い」を提供する。運賃計算、決済処理をクラウド上でデジタル処理することで、機器を導入するよりも低コストでキャッシュレス化を実現し、地域公共交通等のキャッシュレス化促進に貢献するという。
 バス(徳島バス)においては、KDDIの高精度位置測位サービスがバスの正確な位置情報を把握する。そのバスの位置情報と、乗客が乗降車時にNFCタグにかざした(もしくは二次元バーコードを読み取った)スマートフォンの情報をクラウドシステム上で連携し、乗降バス停を推定する。そして、乗降バス停情報から区間運賃を計算し、登録されたクレジットカードから運賃が引き落とされる仕組みとなっている。
 また、鉄道 (JR四国)においては、改札入出時に、駅に設置しているNFCタグにスマートフォンをかざす(もしくは二次元バーコードを読み取る)ことで乗降した駅を自動で記録し、登録されたクレジットカードから運賃が引き落とされる仕組みとなっている。
 なお、「スマホタッチ支払い」サービスは、事前にアプリのダウンロードや個人登録を行う必要はなく、スマートフォンで、Apple ID又はGoogleアカウントでサインインし、決済方法としてクレジットカードを登録するだけで利用可能となっている。実証実験は2023年2月15日まで行われる。

(出典:徳島バス、四国旅客鉄道、KDDIの報道発表資料より)

(出典:徳島バス、四国旅客鉄道、KDDIの報道発表資料より)

<参照URL>
https://www.kddi.com/corporate/sustainability/regional-initiative/pressrelease/20221109/#note01



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