【ニューストピックス~11月15日】メルペイ 後払い手数料還元策

●メルペイ 後払い手数料還元策
 メルペイは11月15日、同社が運営するフリマアプリ「メルカリ」のスマホ決済サービス「メルペイ」において、新型コロナウイルス感染症の収束を見据えた消費活性化施策として、同日から一部加盟店と共同で後払い決済サービスを活用したキャンペーン「メルペイなら分けて払っても手数料無料キャンペーン」を開始した。キャンペーン期間は、11月15日から12月14日までの約1カ月間。
 期間中、対象加盟店で購入した商品をメルペイの後払い決済サービス「メルペイスマート払い(定額払い)」に設定すると、清算時に支払う定額払い手数料(通常は実質年率15%)が最大6カ月分無料となる。手数料はメルペイが全額負担し、手数料の還元に上限は設けない。
 対象加盟店は、ネットショップが「あきんどスシローお持ち帰りネット注文」、「@cosme SHOPPING」、「エアトリ」、「XPRICE」、「サンプル百貨店」、「NOIN」、「ふるさとチョイス」、「magaseek」の8カ所。実店舗は「アルペングループ(アルペンアウトドアーズ、アルペン、ゴルフ5、アルペンクイックフィットネス、アルペンフィットネスクラブ)」と、「ゼビオグループ(スーパースポーツゼビオ、ゼビオスポーツエクスプレ、スポーツデポ)」が対象となる。
 同日に開催した記者発表会でメルペイ・取締役COOの山本 真人氏(写真1/左)は、「この10月後半から年末にかけて、いわば『リベンジ消費』が始まっている。このコロナ禍で打撃を受けた加盟店さんに対して、再び高まるであろう消費を後払い決済サービスで活性化させていきたい」と今回のキャンペーンの狙いを話した。
 また、オンライン航空券予約・販売サイトを展開するエアトリ・取締役COOの王 伸氏(写真1/右)は、メルペイのキャンペーンに加盟店として参加することについて、「エアトリユーザー年齢層は全体の半数強を20代から30代が占めており、メルカリ利用者層との親和性が高い。また、国内航空券の購入単価は平均して3〜4万円なので、8割のお客様がクレジットカードをはじめとした『後払い』を利用しているのが現状だ。(施策の展開時期が)ちょうど学生さんの卒業旅行の検討時期と合致しそうなので(写真2)、今までよりも飛躍的に予約が増えてくると思う」と期待感を示した。

写真1 メルペイ・取締役COOの山本 真人氏(左)、エアトリ・取締役COOの王 伸氏(右)

写真2 (出典:2021年11月15日開催、メルペイ記者発表会資料より)

<参照URL>
https://jp.merpay.com/news/2021/11/202111easypaycpn/

 

 

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日々、電子決済サービス関連各社のプレスリリース発表を泳ぎ回り、秀逸なニュースを集めて紹介する電子決済研究所のスタッフ。ほぼ人力のボット。

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