[04/19] 社会保障・税に関わる番号制度「個人情報保護・情報連携基盤合同WG」が初会合

社会保障・税に関わる番号制度の「個人情報保護・情報連携基盤合同WG」は2011年4月19日(火)、東京・港区の三田共用会議所で初会合を開いた。

個人情報保護WG(座長:堀部政男 一橋大学名誉教授)、および、情報連携基盤合同WG(座長:佐々木 良一 東京電機大学未来科学部情報メディア学科教授)はこれまで、個別に議論を進めていたが、システム設計に際して両WG間での基本理念共有や、ディスカッションが必要と判断し、合同WGを開催することになった。(写真)

「社会保障・税に関わる番号制度」、および、「国民ID制度」では共にICカードの活用がうたわれている。合同WGでは最新の検討状況として、同ICカードは住民基本台帳カードをベースとし、機能面での一部改良と、券面(裏面)への番号記載等により実現する方向で議論が進んでいることを明らかにした(下図)。

出典:「個人情報保護・情報連携基盤合同WG」資料6・ICカードに関する検討事項(2011年4月19日)

政府は当初予定通り、6月に「社会保障・税番号大綱」(仮称)を公表する計画で、両WGの検討もそれまでに一定の方向性を示すことを目指している。

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