【ニューストピックス〜5月7日】コロナの消費行動変化を分析/ほか

●コロナの消費行動変化を分析
 三井住友カードは5月7日、保有するキャッシュレスデータ(同社が保有するクレジットカード等による取引等に関する統計データ)についてデータ分析支援サービス「Custella(カステラ)」を用いて集計し、新型コロナウイルスの感染拡大がもたらす消費行動の変化を株式会社顧客時間と共同で分析した結果を公表した。2020年1月〜4月15日までのデータから、キャッシュレス決済状況の全体、業種別、世代別推移に着目し、分析を行った。多くの業種でコロナ感染拡大に伴い決済件数・金額が減少していく中、取引が増加している業種からは日常生活の変容による「巣ごもり消費」の顕在化と、社会情勢の変化に伴う買物の質の移り変わり、さらには高年齢層のEC利用への「デジタルシフト」の兆候など、消費行動の変化を垣間見ることができるという。
 調査結果の要旨は以下の通り。
1)3月以降、多くの業種で決済件数・金額が落ち込むが、買い溜めや生活変化による決済は増加
2)業種別ではホームセンター、スーパー、EC・通販などが伸長、「巣ごもり消費」が顕在化
3)高年齢層は実店舗よりECにシフト、消費行動が大きく変化
4)緊急事態宣言後は、家中時間充実のための消費行動へ

2020年3月のクレジットカード決済(前年同月比)(出典:三井住友カードと顧客時間の共同報道発表資料より)

<参照URL>
https://www.smbc-card.com/company/news/news0001527.pdf

 

 

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ePayments News

日々、電子決済サービス関連各社のプレスリリース発表を泳ぎ回り、秀逸なニュースを集めて紹介する電子決済研究所のスタッフ。ほぼ人力のボット。

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