【ニューストピックス〜10月31日】ポイントアプリ一体型クレカ/全銀協のBC実験環境に採用/ほか

●ポイントアプリ一体型クレカ
オリエントコーポレーションは、クライムエンタテインメント社（福岡県福岡市）と提携し、専用ポイントがお得にたまる「Kodomo Land Card（コドモランドカード）」の新規募集を2017年11月1日より開始すると発表した。
「Kodomo Land Card」は、EC店舗『KODOMO LAND』とクライムエンタテインメントグループの各店舗および国内外のMastercard加盟店での利用で、100円につき1 ポイント（1円相当）の、コドモランド専用の「コドモランドポイント」が付与される。貯まったポイントは、EC店舗『KODOMO LAND』およびクライムエンタテインメントグループの各店舗で利用できる。電子マネー「iD」「QUICPay」をダブル搭載し、「ApplePay」にも対応できる。
「Kodomo Land Card」発行に当たり、バリューデザインのポイント管理システムを利用するとともに、店頭でのポイント管理を行うため、ネオス社製作によるコドモランド専用スマートフォンアプリを導入する。専用アプリでポイントを管理し、各店舗での買い物時にはスマートフォン画面にバーコードを表示して、その場で即時にポイントを加算・減算することが可能となる。

3社の協業イメージとコドモランド専用アプリ画面（出典：オリエントコーポレーションの報道発表資料より）

＜参照URL＞
http://www.orico.co.jp/company/news/2017/1031_02.html

●全銀協のBC実験環境に採用

NTTデータは自社が提供する金融機関向けクラウドサービスOpenCanvasが、全国銀行協会のブロックチェーン連携プラットフォームの実証実験環境のひとつとして採用され、実証実験の第一弾として、全銀電子債権ネットワークによる「でんさいネットシステム」のブロックチェーン技術の利用可能性に係る実験が開始することを発表した。

NTTデータは今回の実証実験において、「OpenCanvas」上にブロックチェーン基盤を構築し、実証実験環境を提供する。全銀電子債権ネットワークは、当該ブロックチェーン基盤上に、同社が取り扱う電子記録債権（でんさい）のサービスの土台となる機能（でんさいの発生や譲渡等）を備えた試作アプリケーションを構築する。その後、でんさいの発生や譲渡といった基本的な取引を再現することで、技術的な評価・検証や課題の抽出を行っていくという。