国際決済ブランドのVisaは10月26日(木)と27日(金)の2日間、東京・渋谷のファッションビル109前に、ハロウィンを通じてVisaデビットの便利さを知ってもらうイベントブースを構えた。最初の頃の熱気は衰えたとはいえ、日付は折しも10月のプレミアムフライデー。若者でごった返す渋谷109前で“仮想”な“仮装”を体験してきた。
イベントの目的は、Visaデビットをまだ使ったことのない若者(もちろん、実際は参加資格が若者に限られるわけではなく誰でも参加可能だった)に、ちょっとしたスマホARな仕掛けを通じてVisaデビットでのデジタルコンテンツの購入を体験してもらおうというもの。
イベント会場に用意された特製アプリ入りのスマホを使って擬似購入体験するのは、ハロウィンの仮装コスチューム(デジタルコンテンツ)。ブース内で自分の写真を撮ってもらい、その上に購入したデジタル衣装を思い通りに着せることでハロウィン気分を満喫できる。
この仮装コスチュームの購入の仕方が一風変わっている。会場の壁に飾られた数点の額絵。カッコイイお兄さんや可愛らしい女の子のイラストなのだが、これらの額絵に先ほどのスマホアプリのカメラを向けて覗くと、なんと魔法使いや魔女、小悪魔、フランケンシュタインなどのモンスターに変貌。そこで好みのモンスターを見つけたら、メニュー画面からそのキャラクターに扮装が可能なハロウィン衣装が購入できる。
購入したい衣装を選んでカートに入れたらいよいよ支払いへ(待ってました)。購入ボタンを押すと忽然と現れるのが真紅のVisaデビットカードのアイコン。選択して購入するのボタンへ進むと、擬似的なオーソリ画面が表示された後に利用明細が表示され、無事アイテムがゲットできる。
特筆すべきは利用明細の次に表示される「口座残高」の画面。デビットカード決済した後の銀行口座に残る残高を示して、「まだお買い物が可能です」のメッセージが添えられていた。本物のデビットカードではまだ、利用直後に銀行口座残高が表示されたりメッセージが飛んできたりすることはないが、これこそクレジットカードとは異なるデビットカードならではの特徴であって、Visaが体験者にぜひ伝えたかったメッセージだったのだろう。
ところで上の画面が表示された時にはまったく気が付いていなかったのだが、カードの右上に見えますか?「Visa payWave(ビザ・ペイウェーブ)」の文字が! 早く次の手順に進んで衣装を着せたくなり、うっかり聞きそびれてしまったが、今後Visaデビットでは非接触IC決済ができる「Visa payWave」が標準的に搭載されていくのだろうかと思わせてくれるようなアプリの作りであった。また、今回のデモはネットからのデジタルコンテンツ購入をイメージして作られていたため、こちらも非接触IC決済とは無関係だった。
最後にイベントを体験した自分の写真をスマホで撮ってもらって、先ほど購入したハロウィン衣装を手動で着せていく。こうした作業のセンスに欠ける筆者は、説明スタッフの方に手伝ってもらって、見る見るうちにハロウィン感満載な記念ショットが完成! しかもQRコードをスキャンすることで、完成した写真は自分のスマホに保存して持ち帰ることができた。
ちなみに週末、渋谷109の真下で大の大人がポーズを決めて記念撮影するのはちょっとした罰ゲーム感があった。
あえて「Visa」の露出を控えめにしたイベントだが、「ハロウィン」「渋谷」「週末」にぶつけることで、若者にVisaデビットをアピールする主旨はうまく伝わったのではないだろうか。
この日は折しも10月最後のプレミアムな金曜日。撮影を終えた大人な2人組は夜の渋谷の街で呑み明かしたとか何とか。その際の支払いがVisaデビットカードだったことは言うまでもない。
[2017-10-31]