【ニューストピックス〜3月26日】ベリトランス改名でDG冠へ/新スクエア端末 TMNと接続/ほか

●ベリトランス改名でDG冠へ
　デジタルガレージ（以下、DG）の子会社で決済事業を手がけるベリトランスは3月26日、2021年4月1日より商号を「株式会社DGフィナンシャルテクノロジー（以下：DGFT）」に変更することを発表した。また、2021年2月25日付けの同社発表の通り、2021年4月1日に、決済事業を手がけるイーコンテクストの事業（資金決済に関する法律等、内閣総理大臣の登録を必要とする事業、等一部事業を除く）をベリトランスに承継させる吸収分割を実施する。
　ベリトランスとイーコンテクストは、DGグループの決済事業部門であるフィナンシャル・テクノロジーセグメント（以下：FTセグメント）の基幹企業として、フィンテックを活用した金融サービスの拡充に向け、両社が保有する事業資産の一体化を図り経営資源の効率化を進めてきた。一方、DGグループにおいては決済とデータを融合したグループ戦略「DGフィンテックシフト」を掲げ、FTセグメントの事業をグループのコア事業と再定義し、グループ内のマーケティングや投資をはじめとした各事業との融合を推進している。「DGフィンテックシフト」の第二弾として、激変するフィンテックエコシステムにおいて、更に高い可用性、機能、安定性を保有する決済システム、及び新たな金融サービスを提供していく、という強い思いのもと、グループとしての連携をより一層強化するため、今回の商号変更を決定したという。

【社名ロゴ】（出典：ベリトランスの報道発表資料より）

＜参照URL＞
https://www.veritrans.co.jp/company/info/2021/announce20210326.html

●新スクエア端末 TMNと接続
　トランザクション・メディア・ネットワークス（以下：「TMN」）は3月26日、同社が提供するTMN電子マネー決済サービスを、Squareの決済端末「Square Terminal（スクエアターミナル）」に接続したと発表した。これにより、Square Terminalは交通系IC、QUICKPay、iDに対応することが可能となった。TMNはクラウド型電子マネー決済のパイオニアとして蓄積された電子マネー決済端末開発技術により、日本市場に向けた「Square Terminal」の開発をサポート。ロングテールに対応するSquareの国内展開をサポートすることで、キャッシュレス普及の加速につなげたい考え。

　米モバイル決済事業者大手のSquareは2013年より日本国内で事業を展開。2020年にTMN電子マネー決済サービスが採用され、決済端末「Square Reader（スクエアリーダー）」において、日本で主流の電子マネー決済対応が可能となった。さらに、今月新たに発売開始となった決済端末「Square Terminal」においても引き続きTMN電子マネー決済サービスが採用された。