【ニューストピックス〜6月16日】FB 日本でEC店舗機能提供/プリンで学生への給付金送金/ほか

●FB 日本でEC店舗機能提供
　Facebook社は6月16日、同日より新たに日本国内で「Facebookショップ」の提供を開始したことを発表した。Facebookショップは、カスタマイズ可能なオンラインショップを無料で作成でき、Facebook社が提供するさまざまなアプリで公開できる機能。各種条件を満たしており、Facebook社による審査で承認されれば、無料でショップを作成できる。
　利用者は、ビジネスのFacebookページやInstagramのビジネスプロフィール、またストーリーズや広告からFacebookショップにアクセスできる。日本では、注文するとビジネスが保有するアプリ外のWebサイトに遷移し、商品を購入することができる。また、実店舗にいるときに店員に声をかけるのと同様に、Facebookショップでも質問をしたり、サポートを受けたり、配達を追跡したりするためにWhatsAppやMessenger、Instagramダイレクトを通じてメッセージがやりとりできる。将来的にはWhatsAppやMessenger、Instagramダイレクトのチャット内でビジネスのショップを見て、購入できるようになるという。
　Facebook社では今後、「Instagramショップ機能」（今夏より米国から導入予定）や「ライブショッピング機能」の提供を予定するほか、ポイント券のようなロイヤリティプログラムをFacebookアカウントと連携する方法をテスト中である。

Facebookショップの画面イメージ（出典：Facebook社の報道発表資料より）

＜参照URL＞

https://about.fb.com/ja/news/2020/06/introducing-facebook-shops/

●プリンで学生への給付金送金
　pringは6月16日、自社が提供する、法人から個人のスマホに送金できる「業務用プリン」を活用し、学校法人麻布獣医学園が学部生・大学院生、計2,600名を対象に緊急学生支援対策の給付金をスマホに直接送金することを決定した、と発表した。「業務用プリン」は電話番号がわかれば一度に複数人へお金を送ることができるため、予め取得している学生情報だけでお金を送ることができる他、学生側はタイムラグ無く受け取ることが可能となる。また、学生が受け取った給付金は、アプリ登録口座または全国のセブン銀行ATMよりいつでも出金ができる。

　また、今後において、麻布獣医学園の全学生がプリンアプリを登録するため、将来的には教職員の経費精算や、学内での支払手段、学内アルバイト代の支払手段としてプリンアプリの活用が検討されているという。