●MUFGが新決済NW構築へ
三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、MUFG)とAkamai Technologies, Inc.は5月21日、「決済処理速度2秒以下、世界最速の取引処理性能毎秒100万件超の取引」を可能とするブロックチェーンを開発したと発表した。2019年度以降、IoT時代の決済に対応した取引速度と処理容量を備えた、ペイメントネットワーク(多様な決済を支えるインフラ)のサービス提供を目指していく。
新しいペイメントネットワークは、ブロックチェーン内での価値移転・加減算管理の機能に加え、多様なペイメントサービスの通信網として活用できるインタフェースを備える計画。これにより各種ペイメントサービスの取引コストを大幅に引き下げることを可能にし、キャッシュレス社会における大幅な取引件数の拡大に備えることが可能となるという。
両社は、新型ブロックチェーンの高速処理性能や安全な価値移転等の特性を活かし、「使っただけ課金(時間単位課金)」や「マイクロペイメント(少額支払い)」などの新しい決済手段や、「シェアリングエコノミー(共有型経済)」といった多様な決済シーンをサポートする、オープンなプラットフォームの提供を目指す。
<参照URL>
https://www.mufg.jp/vcms_lf/news/pressrelease-20180521-002.pdf
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