●生体 BチェーンでIoT決済
日立製作所は生体情報から電子署名を生成する自社独自の「公開型生体認証基盤(以下、PBI)」技術を応用し、ブロックチェーンにおけるセキュアな取引を実現するPBI-ブロックチェーン連携技術を開発したと発表した。
従来の生体認証技術と異なり、生体情報自体を秘密鍵として利用できるため、秘密鍵を外部管理する必要がなく、セキュアな取引が可能となる。また今回、設定した条件に従って電子署名を自動生成可能な「自動取引向け短期デバイス証明書生成技術」を開発することで、自動取引を実現し、取引のたびに認証を行わなくてはならない煩わしさを解消した。
ブロックチェーン上での取引の信頼性は、ユーザーが取引情報に対して公開鍵暗号技術に基づく電子署名を付与し、その正当性を誰もが検証可能にすることで担保されているが、ユーザーが電子署名を生成するための秘密鍵を紛失・漏えいした場合は、ブロックチェーン上の資産喪失や、なりすましによる不正取引被害のリスクがある。
そのため、現状の認証技術では、秘密鍵はICカード内やサーバ上に格納した上で、IDやパスワード、生体認証などでのみアクセス可能にするなど、秘密鍵の安全な管理と、なりすまし防止のための確実な本人確認が課題だった。
<参照URL>
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2017/10/1005.html
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