PayPayは3月12日(米国東部時間)、米ナスダック(NASDAQ)市場に新規上場した。PayPayは上場前日の3月11日に、同社の普通株式を対象とした5,498万7,214株の米国預託株式(ADS)の、米国の証券取引所での新規公開における公開価格を1ADSあたり16ドルに設定。ナスダック市場での取引初値は公開価格を上回る19ドルで、初日の終値は18.16ドルだった。

写真1 上場セレモニーの模様(出典:Nasdaq提供)
初値は19ドル、終値は18.16ドルに
PayPayは3月12日(米国東部時間)、米・ナスダック(NASDAQ)市場に新規上場した。ニューヨーク・タイムズスクエアのナスダックで行われた上場セレモニーで、PayPay・代表取締役 社長執行役員CEOの中山 一郎氏が発表したコメントの要旨は以下の通り。
「サービス開始から7年半、ユーザー、加盟店、そして株主をはじめとする多くの関係者の皆さまから強いサポートをいただき、上場に至ったことを深く感謝申し上げます。同時に、仲間とともにゼロから築き上げてきたこの事業が、社会の役に立てていることを誇りに思います。
日本企業が、アメリカの資本市場に直接アクセスをして高成長を遂げていく、その成長モデルを体現していきます。そして、ユニコーンではなくデカコーンを目指す事業が、日本から数多く生まれる未来を切り拓いていく決意です。決して傲慢になることもなく、常に挑戦者であり続けます。」
PayPayは上場前日の3月11日に、同社の普通株式を対象とした5,498万7,214株の米国預託株式(ADS)の、米国の証券取引所での新規公開における公開価格を1ADSあたり16米ドルに設定した。本新規公開ではPayPayから募集される3,105万4,254ADSと、売出株主である「SVF II Piranha (DE) LLC(ソフトバンクグループ株式会社が最終的に支配権を有する投資ファンド)」から売出される2,393万2,960ADSを含む、合計5,498万7,214ADSの募集および売出しが行われ、2026年3月13日(米国時間)に完了する予定。
また、同ADSの日本国内における売出しも実施予定で、上記ADSのうちの一部として865万3,079ADSが国内売出しにより売出される。国内売出しにおける売出価格は、同ADSの募集・売出しの公開価格と同様に、1ADS当たり16米ドルとなる。国内売出しでは、みずほ証券が申込取扱金融商品取引業者を、PayPay証券が販売委託先金融商品取引業者を務める。
ナスダック市場での取引初値は公開価格を上回る19ドルで、初日の終値は18.16ドルだった。

写真2 取引のティッカーシンボルは「PAYP」(出典:Nasdaq提供)