【ニューストピックス〜5月8日】JCB インド市場に本格参入/ ゼンショークーカアプリ投入 / ほか

●JCB インド市場に本格参入

ジェーシービーの海外業務を行う子会社、ジェーシービー・インターナショナル（以下、両社の総称として「JCB」）は5月8日、インド決済公社のNational Payments Corporation of India（以下、「NPCI」）と提携し、同国のNPCIネットワーク傘下のカード加盟店およびATMにおけるJCBカードの取り扱いを順次開始すると発表した。これにより、今後数年内にインドのほぼすべての加盟店・ATMでJCBカードが使えるようになるという。

インドでは2016年11月の同国政府による高額紙幣の廃止を契機として、今後カードやモバイル決済などキャッシュレス市場の成長が見込まれている。 JCBは今回の発表に先駆け、本年4月にインドの現地法人として「JCB CARD INTERNATIONAL （SOUTHASIA） PRIVATE LIMITED」を設立済み。2018年中を目途に、NPCIが提供する決済サービス「RuPay」と連携し、世界中のJCB加盟店で利用可能な「JCB-RuPayカード」の発行を予定している。

＜参照URL＞

http://www.global.jcb/ja/press/00000000162454.html

●ゼンショープリカアプリ投入

ゼンショーホールディングス傘下のゼンショー・クーカでは、4月27日からゼンショーグループのポイント給付型電子マネー「ZENSHOゼンショーCooCaクーカ」の公式モバイルアプリ（iPhone版）の提供を開始した。店舗に行かずに、アプリで新規発行が可能となり、既存のCooCaカードの登録もできるため、今後カードの持ち運びが不要になる。また、会計時に画面に表示されたバーコードを提示し、レジで読み取ることでの支払いや、利用可能店舗の検索もできる。（2017年4月26日の発表より）