【ニューストピックス〜5月1日】ブランドデビットがJを逆転/ ラインみどりくじ総額5億円 / ほか

●ブランドデビットがJを逆転
日本銀行決済機構局は5月1日、決済システムレポート「最近のデビットカードの動向について」を公表した。これによると、2016年度のデビットカードの決済金額総額は8,921億8,400万円（2015年度対比15％増）で、内訳はJデビットが4,061億9,300万円、Visa、JCB、銀聯に対応するブランドデビットが4,859億9,000万円だった。ブランドデビットは国内でサービスの始まった2010年以降、初めてJデビットを上回った。

決済件数（2016年度）では、Jデビットが990万1,000件だったのに対し、ブランドデビットは9,766万4,000件と、ほぼ10倍の開きを見せた。両デビットカードを合わせた決済件数は、2015年度対比で38％増の１億756万件と初めて１億件の大台を突破した。決済金額を件数で割った1件当たりの取扱単価は、Jデビットが4万1,025円、ブランドデビットは4,976円。

日本銀行決済機構局では今回のレポート発行に際し、民間銀行の協力を得てデビットカードの動向把握を行った。日本銀行決済機構局では引き続き、国内外の決済の動向について、さまざまな角度から調査分析を進めて行くという。

ブランドデビットカードの発行枚数残高（出典：「最近のデビットカードの動向について」日本銀行決済機構局）

＜参照URL＞
最近のデビットカードの動向について（決済システムレポート） ,2017年5月1日 ,日本銀行決済機構局
http://www.boj.or.jp/research/brp/psr/psrb170501.htm/

●ラインみどりくじ総額5億円
LINEは、同社が運営するコミュニケーションアプリ「LINE」において、スマートフォン版「LINE」アプリ利用者全員＊を対象に、2017年5月1日（月）から5月7日（日）の7日間、くじを贈ることで総額5億円以上・最大100万円が当たり、当選金額を友だちと分けあえる「LINEのグリーンウィーク」キャンペーンを開催した。

5月1日（月）に「みどりくじ」公式アカウントから届く「みどりくじ」をLINEの友だちに贈るだけで参加できる。

「みどりくじ」には、1等100万円、2等10万円、3等1万円、4等1,000円、5等100円の5種類のアタリがあり、当選金は「みどりくじ」を贈ったユーザーと受け取ったユーザーの双方が半分ずつもらうことができる（当選金総額5億円以上）。当選金は2017年5月8日(月)（予定）に「LINE」アプリに標準で搭載されているスマホのおサイフサービス「LINE Pay」の残高にまとめてチャージされる。

＊2017年3月1日～4月25日に「LINE」アプリを使用したユーザー（その他、一部対象外となる場合あり）