●レジで現金引き出し可能に
日本電子決済推進機構は、2018年4月からのサービス開始を目指し、J-Debit「キャッシュアウトサービス」のシステム開発や運用ルール作りに着手する。同サービスは2017年4月1日に施行された銀行法施行規則の改正に基づいて提供される。
キャッシュアウトサービスは、スーパーなどの小売店にて、J-Debitに対応するキャッシュカードを使って支払いのついでに現金を引き出すことができるサービス。買い物代金と引き出す現金の合計金額を口座から引き落とし、買い物商品と現金とを同時に店舗レジなどで受け取ることができるほか、買い物をせずに現金だけを引き出すことも可能なため、店舗レジなどにてATMの感覚で現金を引き出すことも可能になる。デビットカードによる「キャッシュアウト」は欧米では利用されている。
日本電子決済推進機構は今後、個別の金融機関や加盟店の負担が少なくなるようにシステム開発を行い、導入企業の拡大を目指す。あわせて地方公共団体や地方公営企業での支払いなどにJ-Debit対応キャッシュカードを利用できる「公金全額納付・手数料別請求方式サービス」についてもシステム開発を行い、公的機関や自治体窓口における支払方法として導入が進むことに期待しているという。
<参照URL>
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000009769.html
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[2017-04-07]