●GO-NETが端末接続開始
Global Open Network Japan(GO-NET Japan)は7月20日、「GO-NET FM/端末接続サービス」の本格展開を2021年8月より開始すると発表した。少額決済領域におけるキャッシュレス導入ハードルの抜本的な引き下げを目的としたもので、飲料自動販売機などのリーダーライターや加盟店の決済端末とGO-NETがダイレクト接続することで、中間事業者の情報処理センターなどを介すことなく、クレジットカード取引をペイメント事業者に中継する。GO-NET Japanは独自のブロックチェーンテクノロジーにより、高信頼・大容量・高速なペイメントネットワークを提供しており、同サービスは2021年4月より開始した「GO-NET FM/センター接続サービス」に続く第2弾サービスとなる。7月12日からの飲料自動販売機でのフィールドテスト開始後、安定稼働を続けており、今後、大手飲料メーカーの飲料自販機への導入を皮切りに、他の飲料メーカーの飲料自販機やその他の自動精算機(アミューズメント施設、コインパーキング、食券販売機など)への横展開を進めていく。
将来的には自動精算機以外にも、コンビニエンスストアやドライブスルー、フードコートなど、少額タッチ決済と親和性の高い対面取引分野に対しても、本サービスを展開していく計画。飲料自販機や自動精算機分野においては既存のペイメントネットワーク料金の概ね5分の1程度の水準(同社調べ)で提供され、その他の加盟店に対しても、現状比で格安となる水準でサービスが提供できるとしている。GO-NET Japanでは同サービスの売上計画として、2029年までに約130億円を展望しているという。
なお、同サービスは低コスト化の実現の他にも、導入メリットとして、加盟店のカード情報非保持化対応を同時に実現できるため、店側でのPCI DSS取得が不要となり、キャッシュレス導入負荷が軽減される。さらに、GO-NETでは複数サーバを分散配置して高い可用性を確保するとともに、PCI DSS認定を取得しており、信頼性と安全性に配慮している。
クレジットカードブランドについては、当初はVisa、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレスに対応。Visa/Mastercardについては三菱UFJニコス、JCB/アメリカン・エキスプレスについてはジェーシービーとの提携により実現している。
<参照URL>PDF
https://go-net.jp/app/uploads/2021/07/PressRelease20210720JP.pdf
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