●3月開始 SMCCの決済PF
三井住友カードは本年2月にGMOペイメントゲートウェイ、および、ビザ・ワールドワイド・ジャパンと次世代決済プラットフォーム事業の構築にそれぞれ合意し、その実現に向けた企画・開発を進めてきたが、10月2日、サービス内容が具体化し、本格的な営業を開始することになったと発表した。
次世代決済プラットフォームの「stera」は、三井住友カードが、GMO-PG、Visaと共同で構築した。実際に決済が発生する店舗の決済端末やECサイトから、決済データを処理するセンター、処理をした決済データを各事業者に届けるネットワークまで、キャッシュレス決済の過程で事業者サイドが必要とする機能を一気通貫でカバーする。
steraは以下の4つのコンセプトから構成される。(1)ワンストップ対応、(2)オムニチャネル対応、(3)グローバルレベルのネットワーク、(4)新たなサービス提供。オールインワン新端末の「stera terminal」は、1台でクレジットカード、電子マネー、QRコード等、さまざまな決済手段の受け入れが可能で、2020年3月中にリリースする。また、汎用OS(Android OS)を採用するsteraでは、三井住友カードが運営主体者として、同端末上で利用できるアプリを取り揃えたアプリマーケットプレイス「stera market」を展開する。特に事業者からのニーズが高いPOSレジ機能や免税対応等のアプリを搭載することを予定しており、順次ラインアップを増やしていく予定。
<参照URL>
次世代決済プラットフォーム「stera」について(三井住友カード)
三井住友カードが展開する次世代決済プラットフォーム「stera」共同構築について | GMOペイメントゲートウェイ株式会社
次世代決済プラットフォーム「stera」について | Press Release | Visa
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