Browsing: 3-Dセキュア

最新News CCTM新機能のイメージ(出典:NTTデータの報道発表資料より)
【ニューストピックス~3月26日】CAFIS 不正対策に新機能/不正情報共有網にセゾン追加/ほか
By

NTTデータは3月26日、2024年4月以降、クレジットカードの不正利用防止やセキュリティ向上を支援するため、「CAFIS」サービスの拡張・強化を進めると発表した。まず、2024年4月にCAFISの不正対策サービス「CCTM」(CAFIS Transaction Manager)への新機能を追加する。CCTMはイシュア(カード発行会社)が保有する不正取引監視機能の一部を、フロントネットワークCAFISに共通化するサービス。今回追加する新機能では、加盟店が国際ブランドのルールを逸脱した再オーソリ(与信承認)処理を実施した際に、アクワイアラ(加盟店契約会社)の代わりにCAFISが拒否応答を行う。これにより、不正アタックなどによる大量のオーソリが効果的に防止できるという。

レポート
カード不正利用の被害額が20年ぶりの過去最高更新で、EMV 3-Dセキュアの「義務化」はあるのか

一般社団法人セーファーインターネット協会(SIA)は2022年9月1日、報道機関向けにオンラインで「フィッシング、クレジットカード不正の現状と対策を考える会」を開催した。不正利用被害の現状報告とあわせてさまざまな不正利用対策が紹介されたが、イベントに登壇したメンバーからは、カードの不正利用防止対策として各所で導入が始まっている「EMV 3-Dセキュア(EMV 3-D Secure)」の話題が目立ち、大いに注目を集めた。

レポート
Visaがコロナ禍のカード不正利用傾向を分析し、対抗策の普及を推進。3-Dセキュアの新版はスマホアプリ内決済を介した「対面取引」への効果も期待

世界中で「非接触IC決済」と「非対面決済」を合わせた「非接触決済」のボリュームが急増中の現在。取引が増えれば増えるほど、システムの隙を狙った不正な利用もまた増えるというのはカード決済の歴史が物語っているが、今や日常生活に欠かせない役割を担っている「非接触決済」の安全性をどう守るのか。ビザ・ワールドワイド・ジャパン(以下、Visa)でチーフリスクオフィサーを務めるジョン・クロスリー氏と、同データソリューションズ・ディレクターの田中 俊一氏に聞いた。