【ニューストピックス～11月26日】LINEミニアプリ、課金搭載/安中市で地域通貨 UMECA/ほか

●LINEミニアプリ、課金搭載
　LINEヤフーは11月26日、「LINE」上で自社サービスを提供できるアプリプラットフォーム「LINEミニアプリ」を大幅アップデートすると発表した。会員証やモバイルオーダー、予約受付などのサービスをアプリの追加ダウンロード・会員登録不要で「LINE」上で利用することができ、現在までのサービスリリース数は1万8,000件、月間利用者数は1,080万人を超える（2024年10月時点）。
　これまで「LINEミニアプリ」をリリースするためには、事前に一連の審査を通過する必要があったが、これまでの審査を必須とし、さまざまな拡張機能を利用可能な「認証済ミニアプリ」と、審査不要で素早くリリースできる「未認証ミニアプリ」の2つの種類に「LINEミニアプリ」を細分化する。「認証済ミニアプリ」は提供機能の幅が広がり、最適な「LINEミニアプリ」をサジェストするなど「LINE」内の検索性を今後高めていくほか、「Yahoo!検索」上から「LINEミニアプリ」への誘導も可能になる予定。アクセス導線の強化を行うことで、ユーザーがより使いやすい環境を作っていくという。
　また、「LINEミニアプリ」上で決済が可能になる、ミニアプリ内課金機能の提供に向けて、準備を進めている。同機能により、「LINEミニアプリ」で提供されるゲームの課金や漫画の購入などが「LINE」上で完了することが可能になる（利用には手数料が発生）。そのほか、ECやメディア、エンターテインメントなど、サブスクリプションサービスを含むオンラインサービスでの活用を促進していく。

（出典：LINEヤフーの報道発表資料より）

＜参照URL＞
https://www.lycorp.co.jp/ja/news/release/016575/

●安中市で地域通貨 UMECA
　群馬県安中市、およびNTTネクシア、NTT東日本‐関信越群馬支店は11月26日、地域内経済の循環とコミュニティ活性化を目的に、電子地域通貨「UMECA（ウメカ）」の提供をを12月2日より開始すると発表した。「UMECA」は安中市内の飲食店やショップなど126店舗（2024年11月時点）の加盟店で利用可能で、専用アプリやQRコード付きカードにチャージして決済できる。専用アプリでは決済のほか、クーポンやイベント案内、キャンペーン等の情報配信機能も備える。また、利用者は居住地域や出身地に関わらず、誰でも利用できる。
　安中市では、「UMECA」を通してプレミアムポイント事業や出産・子育て応援ギフトなど様々な事業への活用を行い、地域内経済の好循環と地域コミュニティの活性化を図る考え。また、決済データを地域のニーズ分析や政策立案に活用し、地域の課題解決を目指すという。