●一般路線バスでもタッチ決済
茨城交通、みちのりホールディングス、三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン、小田原機器、QUADRACは8月2日、茨城交通の運行する路線バスにおいて、新たに各種キャッシュレス決済の導入を決定したと発表した。現在、茨城交通の路線バスではICカード・現金以外の決済手段がなく、ICカードも「いばっピ」(統合前の茨城交通エリア)、「でんてつハイカード」(旧日立電鉄交通サービスのエリア)の互換性の無い2つのサービスが併存している。この度、全エリアのサービスを「いばっピ」に統一するとともに、新たにVisaのタッチ決済とQRコード決済での運賃支払いを可能とし、利便性の向上を実現する。
導入時期は2023年12月頃としており、茨城交通の一般路線バス全車両(約400台)において、同社発行のICカード「いばっピ」のほか、Visaのタッチ決済、QRコード決済(PayPay、メルペイ、d払い、au PAY、LINE Pay)、茨城MaaSで販売するデジタルチケットに対応する予定。 Visaのタッチ決済では乗降時にカードやスマホ等を決済端末にかざす。QRコード決済およびMaaSデジタルチケットでは、乗車時に整理券を受け取って、降車時にスマホ画面に表示させたQRコードを決済端末のカメラに読み取らせて運賃を支払う。
<参照URL>
https://www.visa.co.jp/about-visa/newsroom/press-releases/nr-jp-220802.html
https://www.smbc-card.com/company/news/news0001702.pdf
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