総務省は7月14日、東京・港区の品川プリンスホテルにて、統一QR「JPQR」普及事業の報道機関向けPRイベントとして、「広報大使任命式」を開催した。
JPQRの広報大使には、昨年に引き続いて、吉本興業所属のお笑いタレント「銀シャリ」(鰻 和弘さん、橋本 直さん)が任命された(写真1)。
銀シャリの2人は、壇上で行われたJPQR決済のデモンストレーションの中で、ドーナツを購入する場面を体験。JPQRを用いたスマートフォンでの支払いを終えたあと、「ドーナツに穴はあるけどJPQRのシステムには穴はない!」と橋本さんが上手いコメントを残した(写真2)。
イベントに登壇した総務省・大臣官房総括審議官の秋本 芳徳氏は、「マイナポイントがはじまるということもあるので、銀シャリさんの青いスーツ、赤いネクタイを目印に、誰でも簡単に使えるJPQRを。」とアピールした。また、イベントでは同事業のCM動画(下の動画:公開終了)も初めて披露された。
「JPQR」はキャッシュレス推進協議会により策定されたQRコード決済の統一規格。複数社ある決済QRコードを1枚のQRコードにまとめる(統一化)することで、1枚のQRコード(JPQR)で複数社の決済に対応する。
総務省では、経済産業省とも連携してキャッシュレス推進協議会が策定した決済用統一QRコード・バーコード(JPQR)の普及に向けた実証事業を実施。同事業では6月22日にJPQRのWEB受付システム(PLUG)が稼働開始し、全国の店舗から、WEBサイトを通じたJPQRの申込が可能になった。
■参考URL
2020年度 統一QR「JPQR」普及事業 ウェブサイト(公開終了)
広報大使「銀シャリ」特設ページ(公開終了)