Author 多田羅 政和 / Masakazu Tatara

多田羅 政和 / Masakazu Tatara

電子決済マガジン編集長。新しい電子決済サービスが登場すると自分で試してみたくなるタイプ。日々の支払いではできるだけ現金を使わないように心掛けています。

レポート
「意識しなくても自然に決済が完了しているようにしたい」ペイパルの技術トップが明かした金融・決済事業の未来予想図

ペイパル(PayPal)は5月21日、東京・港区の同社東京オフィスにて同社のテクノロジー戦略に関する記者説明会を開催した。来日したPayPal インド・テクノロジーセンター ジェネラルマネージャー(GM)で、エンジニアリング部門VPのGuru Bhat氏(写真1)が説明した。同社のシステム開発動向から、気になるモバイルNFC対応など、記者の質問に同氏が答えた。

レポート
世界8,200万人が使う手のひら認証の活用シーン広がる。セルフチェックアウト、VR、情報銀行まで一挙公開〜富士通フォーラム2019

5月16日(特別招待日)と17日(一般公開日)の2日間、東京・有楽町の東京国際フォーラムで富士通主催のイベント「富士通フォーラム2019」が開催された。会場内の展示デモコーナーから、レジレス、省人化、VR、生体認証、情報銀行などと関連したサービス提案をレポートする。

レポート
アリペイの国内加盟店が30万店を突破、アジア10億人の送客も。QRコード決済×インバウンド×地方創生がテーマのセミナーが開催【前編】

日本政府が推進するキャッシュレス化の要として大きな注目を集めているQRコード決済。中国人をはじめ、日本を訪れるアジアからの訪日客対応というだけでなく、日本人による、日本人のためのサービスも急増している。なぜいまQRコード決済の導入が求められているのか、普及を阻む課題はどこにあるのか。5月13日に東京都内で催されたセミナーイベントから、日本でも対応店舗が急増しているQRコード決済「アリペイ」の現状と戦略を報告する。

レポート
日本発祥のブロックチェーン「いろは」が商用版に、地域通貨や企業通貨への採用進むか

日本企業のソラミツが原型を開発したブロックチェーン、「Hyperledger Iroha(ハイパーレジャー・いろは)」が、このほど商用化バージョンの認定を受け、一般提供が始まった。企業を含めて無償で利用できる。スマートフォンとの相性がよく、決済や認証にまつわるシステム構築に必要不可欠なコマンド群もあらかじめ定義。電子決済サービスの開発効率化にも大いに貢献しそうな「いろは」の特徴と、それを主導するソラミツの事業を展望介する。

体験レポート
世界よ驚け、これが日本のキャッシュアウトだ! 〜 はまPay・ゆうちょPayの現金引き出しを東急渋谷駅の券売機で試してみる

日本では10連休明けとなった方も多いであろう2019年5月8日、横浜銀行と東京急行電鉄が連携し、横浜銀行のスマホ決済サービス「はまPay」からQRコードを表示することで東急線各駅の券売機から預金を引き出せる「キャッシュアウト」のサービスがスタートした。ちょうど同じ日にゆうちょ銀行がサービスを始めた「ゆうちょPay」でも、キャッシュアウトが利用できるように。その対応初日、2つのアプリを手に、世界でも珍しい「駅の券売機で現金引き出し」体験ツアーを決行した。

レポート
【更新】開始半年で50万店、600万人登録を突破、PayPay一色に染まったヤフーの決算説明会

昨年10月から提供を開始したスマートフォン向け決済サービス「PayPay」の加盟店が今年(2019年)4月時点で50万店を突破した。PayPayの累計登録者数は、2度に渡る100億円キャンペーンに牽引され、サービス開始から半年で600万人を超えた。決済件数(決済回数)は累計2,500万回を突破している。4月25日にヤフーが開いた2018年度通期および第4四半期決算説明会で、ヤフーの川邊 健太郎 代表取締役社長(最高経営責任者)が初めて明らかにした。

レポート
SMSを拡張した「+メッセージ」の機能が拡充、企業の公式アカウントや金融機関手続きの一括化も

昨年5月にNTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの携帯3キャリアがサービスを開始した、相手の携帯電話番号に宛てるだけでメッセージや写真、動画などのデータがやり取りできる言わば「SMSの拡張版」だ。LINEのようなメッセージアプリの台頭に危機感を覚えた携帯3キャリアが揃って始めたこのサービス。開始から1年を経て、個人と企業とを結ぶ新しい機能の拡充が行われることになった。携帯3キャリアとパートナー企業6社が4月23日に東京都内で記者説明会を開催した。

レポート
5G時代にSIMカードの役割はこう変わる〜タレス(旧ジェムアルト)が世界初の5G SIMを解説

タレスは、第5世代(5G)移動通信サービスに対応する契約者識別管理用のICカード「5G SIM」の機能や特徴に関する説明会を4月9日に東京都内の事業所で開催した。折しも翌日の4月10日には、総務省が5Gで使用する周波数の割り当てをNTTドコモ、KDDI( au)、ソフトバンク、楽天モバイルの4社に認めたタイミング。5Gは今年後半から一部でプレサービスが始まり、2020年春頃には各社が本格商用サービスを開始する予定だ。

レポート
もはや「人間」だけでは不十分、ネットワークに増え続ける「マシン」のID管理が急務に

マシンアイデンティティ保護を手掛ける米国のVENAFI(ベナファイ)社は4月11日、東京都内で記者発表会を開催し、日本市場への参入を表明した。製品の販売・構築・保守を担うマスターリセラーとしてNSDビジネスイノベーションと、電子証明書の供給ではGMOグローバルサインと協業する。

レポート
じぶん銀行がQUICPay+に対応した「スマホデビット」を提供開始、だーりお画伯も駆け付けてイラストで応援

じぶん銀行は4月3日、昨年夏に投入計画をアナウンスしていた「スマホデビット」のサービス提供を同日より開始した。スマートフォン1台でのサービス完結にこだわってきたじぶん銀行らしく、新たにプラスチックカードを発行しない、完全カードレスのデビット決済サービス。ジェーシービー(JCB)との提携により、対面決済では「QUICPay+」、非対面決済では国内外のJCB加盟店でのインターネットショッピングなどに利用できる。

レポート
今月末からの10連休を「キャッシュレス週間」に、『食わず嫌いになりがち』なキャッシュレスを体験してもらう

キャッシュレス推進協議会は今月4月末から5月初旬の10連休に合わせ、4月26日(金)から5月6日(月)までの11日間を「キャッシュレス・ウィーク」と銘打ち、キャッシュレス決済による支払いで割引やポイント還元などの特典が受けられる施策を賛同企業が実施する。これに先立って、4月のプレミアムフライデーに当たる3月29日(金)、東京・霞ヶ関の経済産業省本館・地下講堂にて、一連の「キャッシュレスキャンペーン」のキックオフイベントを開催した。

レポート
【リテールテックJAPAN 2019】会場に吹き荒れたキャッシュレス旋風、コード決済に対応するゲートウェイと決済端末は激戦区に

2019年3月5〜8日の4日間にわたって東京ビッグサイトで開催された「リテールテックJAPAN 2019」。昨年に引き続き、「コード決済(バーコード、QRコードを利用する決済)」関連の出展が際立ったが、契約や接続を中継するゲートウェイや決済端末がかつてない充実ぶりを見せる一方で、提供各社の特徴が見えにくくなっていた。少し視野を広げてみれば、お店の「省人化」をうたうモバイル予約&決済サービスや、1つのスマホQRで複数の交通移動から生活までをサポートするソリューションの提案など、時代のニーズ変化を先取りした展示も会場に広がっていたようだ。

レポート
【リテールテックJAPAN 2019】乱立するキャッシュレス決済マークの店頭表示をQRステッカーで解決、アプリ不要で訪日外国人に効果あり?

ID認証技術推進協会(JICSAP)は「リテールテックJAPAN 2019」の出展ブースで「アクセプタンスQRコードサービス」の試作品を公開展示している。そのお店がどのキャッシュレス決済に対応しているかを1つのQRコード掲出で解決しようとする試みは、訪日外国人だけでなくお店の課題解決につながるかもしれない。

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