【ニューストピックス〜3月20日】越境ECで台湾ローカル決済/紙のプリペイド電子化を支援/ほか

●越境ECで台湾ローカル決済
 NTTデータと台湾玉山銀行は3月20日、台湾当局の許認可のもと、4月3日より日本国内のインターネット商取引(EC)運営企業・店舗向けにECにおいて台湾ローカル決済(台湾各銀行が発行するキャッシュカードを用いた決済手段以外に、指定コンビニの店頭で現金を用いた支払い手段も含め台湾国内で用いられている決済手段)を利用できるサービスの提供を開始すると発表した。
 同サービスの加盟店メリットとして、1)主要現地決済手段に対応(既存のクレジットカード以外に、台湾の各銀行が発行するキャッシュカードでの支払いや台湾における指定コンビニでの現金払いなどを利用可能)、2)為替リスクがない(ECサイトが取引時に精算金額が判明できるうえ、為替変動のリスクを受けない)、3)チャージバック対応が不要(決済と商品の引き換えが同時に行われるので、チャージバックの対応や保証を行う必要がない)があるという。
 ファーストユーザーとして日本国内大手LCCのバニラ・エアが運営する台湾語のECサイトに導入し、4月3日より、台湾ローカル決済のうちコンビニ店頭払いを開始する。今後、その他の決済手段にも拡大していく。

サービスイメージ(出典:NTTデータの報道発表資料より)

<参照URL>
http://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2018/032002.html

 

●紙のプリペイド電子化を支援
 NSW(日本システムウエア)は3月19日、スマートプリペイドサービス「らくプリカ」の提供を開始したことを発表した。「らくプリカ」は、企業の福利厚生や特約店舗等で利用されている紙の回数券を電子化し、スマートフォンアプリ上で利用可能にするもので、印刷コストや配布の手間、詳細な利用実績が得られないといった管理者側の課題と、回数券を携帯する煩わしさや紛失の可能性といった利用者側の課題を解消するソリューションを提供する。  同サービスにより、管理者は紙の回数券の運用と比較して、配布作業の手間を省くことや集計作業を効率化することができ、利用者も回数券を携帯する煩わしさがなくなり、ICカードを店舗窓口の読み取り端末にかざすことで、自身の回数券をスマートに利用できるようになる。

らくプリカの特徴(出典:NSWの報道発表資料より)

らくプリカの特徴(出典:NSWの報道発表資料より)

 なお、すでにJALグループが先行採用し、2017年10月より客室乗務員様向けの制服クリーニングクーポン券管理システムとして運用している。 同サービスは、月額費用5万円~(ただし、初期費用と読み取り端末などハードウェア費用は除く)提供するとともに、今後は、利用者のスマートフォンだけで利用が完結するよう対応し、小規模店舗をはじめとした幅広い業種業界への提供を目指して販売活動を進めていくという。

<参照URL>

http://www.nsw.co.jp/topics/news_detail.html?eid=500&year=

 

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日々、電子決済サービス関連各社のプレスリリース発表を泳ぎ回り、秀逸なニュースを集めて紹介する電子決済研究所のスタッフ。ほぼ人力のボット。

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