【ニューストピックス〜11月9日】JTB端末でコンタクトレス/ほか

●JTB端末でコンタクトレス
ジェイティービー(以下、JTB)は11月9日、ジェーシービー(以下、JCB)、ユーシーカード(以下、UCカード)などとの提携により提供してきた決済端末サービス「C→REX端末」にて、新たに国際規格のNFC(EMV Contactless)サービスを追加し、2017年12月よりAmerican Express、JCB、Mastercard、Visaの4つの国際ブランドへの対応を開始すると発表した。JTBなど3社の発表によると、NFCで4国際ブランドに対応するのは日本国内では初めてだという。
2017年12月から、国内47都道府県にある宿泊施設約4,000施設のうち約2,100施設、提携する土産品店約600店のうちの約200店に設置済みのC→REX端末において、現行サービスに加えてNFCの新サービスを開始する。利用可能な店舗では、NFCマークや案内を掲示する。

C→REX端末の外観イメージ

1999年に旅館・ホテル向けにJ-Debit、クレジットカード決済サービスを開始したC→REX端末では、2006年に銀聯カードの取扱を開始、2007年にはICクレジット(EMV)対応端末に更新し(第2世代)、2016年に3回目の更新を実施した。2016年10月1日からは、JTBと契約の旅館・ホテル、土産品店のC→REX端末の更新を開始し、従来のクレジットカード・J-Debit決済、DCC(訪日外国人向け自国通貨建て決済サービス)、6種類(QUICPay、iD、WAON、nanaco、楽天Edy、交通系カード)の電子マネー決済サービスや日本でのApple Payへの対応を開始した。
3社は新サービスを通じて、日本全国の宿泊施設や土産品店でNFCサービスを展開することで、訪日外国人のお客様のクレジットカード利用に関する利便性を高めていく。それにより日本の観光地における訪日外国人に対するサービス向上と、観光立国日本としての国際的な競争力向上にも貢献していきたい意向だ。

<参照URL>
http://www.global.jcb/ja/press/00000000162547.html

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日々、電子決済サービス関連各社のプレスリリース発表を泳ぎ回り、秀逸なニュースを集めて紹介する電子決済研究所のスタッフ。ほぼ人力のボット。

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