●全国初のマイナンバー職員証
NECの「利用者ID登録システム」が、徳島県が都道府県で初めて行うマイナンバーカードの職員証利用に採用され、6月より稼動を開始した。同システムは、マイナンバーカードに追加搭載した利用者識別用IDと職員情報を紐付け、各種システムの本人認証時におけるマイナンバーカードの利用を可能にする。カードのICチップ内の空き領域に利用者識別用IDを追加搭載する仕組みとして、地方公共団体情報システム機構(J-LIS)が提供する「個人番号カードアプリケーション搭載システム」を採用。既に庁内において認証サーバで職員情報を管理している地方公共団体は、同システムが用意している連携インタフェースを活用することで、容易な導入が可能となる。
なお、徳島県はNECプラットフォームズ社のマイナンバーカード対応入退管理システム「SecureFrontia X」を導入した庁舎内における特定エリアの入退室管理も始めている。同県は、今後も更なるマイナンバーカードの利用拡大と職員業務の効率化を推進する見込み。
NECの利用者ID登録システムの概要（出典：NECの報道発表資料より）
＜参照URL＞
http://jpn.nec.com/press/201706/20170621_05.html
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［2017-06-21］
